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令和5年度から3か年にわたり取り組んできた「EdTechを活用した京料理・和食・日本料理等調理分野の職業人を対象とした人材育成リカレントプログラムの実証事業」が、最終年度を迎えました。本記事では、3年間の成果と今後の展望についてお伝えします。

3年間で構築した教育基盤

この事業を通じて、以下のような持続的なリカレント教育の基盤を構築することができました。

1. ハイブリッド型プログラムの確立
オンライン教材と対面実習を組み合わせた効果的な学習モデルを開発。仕事をしながら学べる柔軟な受講スタイルを実現しました。

2. 体系的な動画教材の蓄積
技術解説動画、業界魅力発信動画、成果報告動画など、多彩なコンテンツを制作。継続的な活用が可能な教材ライブラリを整備しました。

3. 産官学連携体制の構築
京都を代表する料理店、ホテル、行政機関、大学等と連携する委員会体制を確立。業界ニーズを反映したカリキュラム開発を可能にしました。

見えてきた課題

一方で、リカレント教育特有の課題も明確になりました。

  • 在職者の日程調整の難しさ
  • 受講料負担への対応
  • 修了後のキャリア接続

自走化に向けた今後の展望

事業終了後を見据え、以下の方向性で自走型リカレント教育モデルの確立を目指します。

1. 段階的プログラムの構築
導入型プログラム(入門編)と発展型プログラム(専門編)を段階的に接続するモデルを明確化。

2. 制度活用の推進
教育訓練給付制度など、受講者の経済的負担を軽減する仕組みの活用を検討。

3. モジュール化による柔軟性
個別のニーズに応じた受講設計を可能にする、モジュール型カリキュラムの開発。

京都調理師専門学校は、これからも「食」の担い手育成を通じて、業界の発展と京都の食文化継承に貢献してまいります。